うつ病の分類

うつ病の分類

主に「うつ病」は「原因」と「症状」で正式な名称が変わってきます。
現在の分類は特に「原因」を中心にして、次に「症状」によって分けられます。
ここでは、そんな「うつ病」の分類について、いくつか御紹介いたします。

内因性うつ病

これは内部的な事が原因で発症する「うつ病」です。
内部的な事とは、生まれた時から体質や親から遺伝などです。
この「うつ病」に分類される中には、躁とうつの状態が繰り返し現れる「双極性うつ病」、逆にうつの状態のみが現われる「単極性うつ病」、中年期を迎えた人に現われやすい「退行性うつ病」があります。

心因性うつ病

心因性とは、ストレスなど「精神面」が原因で発症する「うつ病」です。
この心因性に分類されるのは、ストレスが溜まっていると自覚できない「神経性うつ病」、また長期のストレスが原因となる「疲弊性うつ病」、特定のストレスが原因となる「反応性うつ病」があります。

身体因性うつ病

身体因性とは、主に身体的な病気の事です。
例としては、脳腫瘍に「てんかん」等の脳に関する病気が原因の「器質性うつ病」、糖尿病等が原因となる「症状性うつ病」、または「薬剤が原因となるうつ病」など体質やストレスではなく、病気がきっかけで発症する「うつ病」に用いられる名称です。

症状での分類

症状での分類は、検査の結果で「重い」か「軽い」によって分けられます。
簡単にいうと「重症のうつ病」か「軽症のうつ病」といった感じです。

しかし、今は「原因」によって「うつ病」の分類をしていますが、現状では「原因」を特定することは難しく、また様々な要因が重なって発症する事も少なくありません。
そのため、近年では「症状」による分類が重要視されるようになってきました。
それにより、以前まで「重症」か「軽症」の二つしか分けられなかったものが、現れる「症状」と「期間」によって「大うつ病性障害」・「軽症うつ病」・「気分変調性障害」など細かな名称で分けられる様になっています。

 
inserted by FC2 system