うつ病と似ている病気

うつ病と似ている病気

もしかしたら、自分はうつ病かもしれない。
そう思って病院で診察を受けたら、実は別の病気だった、という話はよくあることです。
この様に、症状が「うつ病」によく似ている病気はたしかにあります。
しかし、症状によって本当に違う病気なのか、それを区別できるのは専門医しかできません。

また、本やインターネット等の知識だけで判断するのは危険な行為です。
場合よっては症状が悪化してしまうこともあります。
そのため、心身で違和感や不調を感じたら、直ぐに専門医を受診して判断してもらうのが一番です。
また、安易に「うつ病」と決めつけない為に予備知識として、うつ病に似た症状を持った病気をいくつか御紹介いたします。

甲状腺の病気

甲状腺の病気は女性に多い病気で、うつ病と同じく「体重の減少」に「不眠」、それから「無気力」に「衰弱」があります。
しかし、一番の違いは「甲状腺」と呼ばれる喉や気管の両側に位置しているホルモン等を分泌する部分が、必要以上にホルモンを出す「甲状腺機能亢進症」や逆に必要なホルモン量が出ない「甲状腺機能低下症」などがあります。
最初の症状の次に、喉の部分を触って違和感があるなら、この病気の可能性が高いです。

更年期障害

更年期障害はよく、テレビなどで女性患者が取上げられるためか、女性に多いと思われがちです。
しかし、これは性別に関係なくホルモンバランスが崩れることで原因で、様々な症状が起こる可能性がある病気です。
その症状の中に、うつ病と同じ様な情緒不安定を引き起こす場合があります。
しかし、先ほどの様に、これは様々な症状の一つにすぎません。
うつ病と大きく違う症状をあげるなら、慢性的な肩こりや発汗、それに少しの運動で激しい動悸が収まりにくい、といった点があります。
ですが、これも一例に過ぎませんので、心配な方は病院へ行った方が良いでしょう。

慢性疲労症候群

これは身体に無理な労働を強制して、その疲れが長期に渡って取れない病気です。
一応、病名はついていますが、今の研究段階では明確な原因が分かっていません。
また、この病気は原因が分かっていない上に社会的に認知度が低い事が原因で、人によって「うつ病」や「自律神経失調症」などと誤診されることも少なくありません。
この病気に関しては、知名度の向上と原因解明が不可欠ともいえます。

薬の副作用

体質や薬の副作用として、うつ状態が現われる場合があります。
有名な例としてC型肝炎や腫瘍などの治療に用いられることが多い「インターフェロン」や、高血圧症などの治療に用いられる「レセルビン」が挙げられます。
これらは処方箋に成分が書かれている事もありますし、医師に自分の体質に合うか聞くことで防ぐ事が出来ます。
また、薬の副作用はインターネットでも検索することができますが、使用の際は医師や薬剤師の指示に従って、十分に注意して飲んでください。

 
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